厚労省がパワハラの6つの類型を以下のように定義しています。
①身体的侵害 ②精神的侵害 ③人間関係からの切り離し ④過大な要求 ⑤過小な要求 ⑥個の侵害
パワハラに関する記事を読んでいますと「定義」「訴訟」「事例」「復讐」「やめさせたい」と言う内容がほとんどで「パワハラがなぜ起こるのか?」「上司の心理」などについてあまり議論されていません。
30年前にアメリカで営業研修を受けた時には既にパワハラに関する内容が入って居ました。
「部下を正しくコーチングし、適切なフィードバック、部下に関心を示すレコグニションを行っていると、パワハラは無くせる」というスキルを学びました。
「最近頑張ってるね」「夕べは遅くまで現場に居たんだって?」という言葉を上司からかけられると、部下は喜びます。これが適切なレコグニションであり、フィードバックです。
しかし日本企業ではこれらは誤解されている、もしくは全く知られてもいません。