マネジメントの現場では、上司と部下とのコミュニケーションが重要です。しかし部下との面談の場を、十分に活かしきれていない場合が多いのが現状です。
今回は上司の
ヒアリング能力を上げる方法について見ていきます。
▼上司の
ヒアリング能力を上げる方法
さっそく上司の
ヒアリング能力を上げる方法を、1つずつ見ていきます。
■事前に面談の内容を文書で伝えておく
事前にどんな内容を面談するのか、部下に伝えておきます。
口頭だけでなく文書でも伝えておくことで、部下も内容を確認しながら面談の準備ができます。
また部下は立場上、面談時は受け身になりやすい傾向にあります。なるべく積極的に参加してもらえるように、「将来は君のこんなことに期待している」といった前向きなビジョンを提示することで、部下のモチベーションを上げることも可能です。
■聞き役になる
上司が聞き役になるのを忘れないようにしましょう。
会話が苦手な部下でも、焦らないで話すのを待つことが大切です。
ある程度のビジョンを上司が伝えるのは悪くありませんが、あくまでも部下を主役と考えましょう。
■問題解決をしない
面談を、上司の問題解決の場にしないことをおすすめします。
むしろ部下が「自分の力で問題を解決できた」と、自信につながるようにフォローしてあげましょう。
▼まとめ
部下との面談のコツは、部下が話しやすい雰囲気を整えたり、聞き役に徹するなど上司の
ヒアリング能力を高めたりすることです。
一般社団法人メンターでは、国内ではまだ広まっていない
コーチングのノウハウを研修などを通して皆様にお伝えしています。
部下との面談についてお困りの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。